これまで「なんでこんなにお金があるの!」という方を色々と見てきました。20代で美術系出版社を立ち上げて綺麗な彼女と全国を旅して回っている方。30代で不動産販売会社を立ち上げて都内に地下室付きのだだっ広いマンションに住み、休みの日には地下室でプロゴルファーとのマンツーマンレッスンを楽しんでる方など。
しかし、その後、会ってみると前者の美術系出版社の社長さんは、会社を潰してコスプレショップの雇われ店長になっていました。
後者の不動産販売会社の社長さんは、破産者集会にも出席せず海外に夜逃げしてました。
また、会社経営は順調だったものの、配偶者が精神疾患を発症して子どもに暴力をふるって長期入院を余儀なくされた方もいました。
もちろん、そのままうまくいってる経営者の方もたくさんいます。
その違いは何か?
おそらくtaker(収奪者)かgiver(贈与者)かの違いだと思います。
お金持ちの中でも周りにgiveして少しずつ豊かになった方と、スタッフにタダ働きを強いて豊かになった方の2つのタイプが存在します。
後者のタイプはなぜか、若いうちに大金を手にして、その後、大金を失っています。大金だけならともかく、行方不明になったり配偶者や子どもがおかしくなったり、いろいろと面倒なことになっています。
結局、人生はうまい具合にプラスマイナスゼロになるようにできているのかもしれません。